写真の腕はまだまだなので、デジカメで被写体を沢山撮りまくって奇跡の一枚を探す。その確率は50枚分の1枚くらいのような気がする。残りの49枚を気前よく削除できるかどうか。それをクリア出来た時、おいらみたいな人間でもいい写真は撮れるような気がする。
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2002.08.12. 子供の国
きのう日曜日砂川の子供の国へ行ってきました。
有希とお父さん そして保育園の友達2人(あやちゃん しょうや君)をお借りして...4人で出かけました。
子供の国は巨大な森の公園になっていて、アスレチック ユニークな数種類の滑り台 森の迷路 小川 ミニ渓谷を横断するトロッコ、野外巨大トランポリンなど一日では全部回れないほどの豊富な内容に分かれています。
先週はゆきとお父さんの2人できたのですが 今回は園の友達同士なので、みんな目が爛々としてます。ゆきもお父さんと来た先週とは比べ物にならないほどうれしくてうれしくてたまらないのでしょう。
他の子の親御さんにお願いしてお借りしてきた甲斐がありました。
途中子供達を釘付けにした遊びがありました。
それは 「笹船」でした。意外でした。
斜めの溝(Uトラフ?)に雨水がさらさら流れています。
そこに笹で作った船を流して、どこまでも追いかけていくのです。
これが子供達の心をとらえました。延々小一時間以上ややしばらくやってたでしょうか、笹船がどんどんなくなるので、それを作るお父さんは休む暇がありません。
2、3分に一度出来た笹船を子供達が交互に取りにきます。
お父さんは笹船の大量生産です。
笹船を作っているとき なんだかみょーな視線を感じていたのですがそれがなんだかわかりました。
まわりに居る お父さんお母さん達の視線でした。
笹船を作るわたしの手元をめずらしそうに あるいはうらやましそうに見ているのです。
今の親御さん達の年代は笹舟を作ったことがないんですねー
後ろの方でこそこそ聞こえます。
「あれー 笹船 作ってるんだよ きっと! 」
「へ~! きようなもんだネ~」
他の子供が自分のお父さんに「ねえ笹で船作ってー」と言う声があちこちで聞こえます。
後ろに居た父さんがみようみまねで作った船は水に流すとすぐ壊れてしまい
「お父さんの作った船 ぜんぜん役に立たない!」
「役にたたないっていう言い方ないだろー!」
とけんかになってます。
そうなんです。笹船の作り方はちょっと見ただけじゃわかんないんです。簡単そうですが簡単じゃないんです。
でも他の子の分まで作ってる余裕などありませんでした。
またまわりの親御さん達にレクチァーしてる暇もありません。
可哀相でしたが、他の大勢の家族の羨望のまなざしの中我々の一団は笹船遊びをほぼ独占状態のまま時間を過ごしました。
何十年ぶりに味わう優越感でした。
「田舎で育ってよかった~」
少し罪悪感もあったので、有希達が笹船遊びにあきてきた時、6艘ぐらい余計に作って、テーブルの上に置いて そこを立ち去りました。