本日有希と第一志望高の合格発表に行ってきました。
雪解けが急ピッチで進む昨今、そして午前十時、合格発表の敷地内への入場が解禁された。
大勢の人間が掲示板に近づいていく。
我々もそれに続いた。
図体のでかいお父さんは、近づくにつれ、合格番号が鮮明になってくる。
「519」番を探した。
何十年もテニスやら運動やらをしていて、上背と動体視力に自信のあるお父さんが最初に番号を見つけた。
「あった!」
と思ったが。無言で後ろを振り向いた。
有希はまだ気がついていないみたいだった。番号を必死でさがしている。
有希が見つけて喜ぶ顔を見たかったので、お父さんが最初に気づいたことを悟られないようにした。
次の瞬間、有希の顔満面が喜びに変わる。
「よっしゃー!」
空手家のように拳を前に突き出し寸止した。
「さ おじいちゃんと、おばさんに、すぐ報告の電話をしなさい」とお父さんにうながされると、有希は携帯電話を取り出し、電話をかけようとしたが、
「かけ方がわからん!」
最近有希は念願の携帯電話を買った、でも、まだ使い方を把握していない、それ程、買いたてのホヤホヤだった。
有希らしい高校生活のスタートの一場面になった。
お世話になった方々、ご心配いただいた方々、本当にありがとうございました。
娘が、志望校にやっとこ受かりました。
これからも何卒、よろしくお願いいたします。