2009年10月アーカイブ

坊ちゃんかぼちゃ

坊ちゃんかぼちゃをもらいました。

一見すると観賞用のミニかぼちゃのように見えますが、食べると非常においしいです。

甘さ100点、ホクホクさ80点ってとこでっしょうか。



一月前くらいは、10個入り1ケース150円とかいう、ただみたいな値段でした。

がしかし、小さいため、いろいろアレンジしやすいんでしょう、人気が出てきました。

特にネット上で通販をしてるような業者が買い占めようになってきたため、値があがるようになりました。

この「坊ちゃんかぼちゃ」ブームがくると思っているのは自分だけでしょうか。

家庭菜園でも簡単に作れるらしいので値段は高くなってもしれているとは思います。

今回はまるごと蒸しました。20分蒸しました。

変な味付けをせず、ただ蒸しただけです。



電子レンジでまるごと8分でもokらしいです。



娘はお父さんの分まで食べてしまいました。

廃品回収

中学校の廃品回収のお手伝いに行ってきました。

事前に、廃品を出す日時は子供達にプリントを渡してります。

でも、午前中に雨が降ったせいか、いつもの半分くらいしか出ていませんでした。

お父さんの仕事はKトラの荷台に乗り、古新聞などの廃品が出ている場所でドライバーさんが車を止めてくれます。荷台から、ひょいと飛び降り、廃品を荷台の上の父兄さんに手渡す役をやりました。

以前、飛び降りる時、アキレス腱を切ったお父さんがいたそうです。「くれぐれも気をつけて下さい」との、教頭先生の言葉でした。



荷台の上、自分の他に、お母さん2人、計3人でありまして、聞いてみると、3人とも子供が卓球部ではありませんか、共通の話題があるので、移動中は世間話などをし、結構、楽しかったです。



お母さんの一人に、言われた。



「有希ちゃんの お父さんって、いつも、お手伝いに来るタイプの人ですよね」



「ア ええ アハ」





そうなんです。

保育園の時代から、行事の手伝いは必ずと言っていいほど、参加してるお父さんなんです。

例えば、運動会があるとして、集合が7時なら、6時半入りをするという、そんなうざったいお父さんだったのであります。

点数を稼ぎたいあざとい気持ちもあるのもあるのかもしれませんが、子供がお世話になってる訳ですから、仕事は後回しにしてでも、お手伝いするのは当たり前だと言う思いで、ずっと きているわけなのであります。



でも、小学校の上学年からは事情が違ってきました。

子供の指示で参加するようになってきました。子供の指示で行動するようになりました。



娘の有希の考えはこうです。



地味な活動は参加して欲しい。

みんなが参加したくないと思うような、例えば、プール清掃、土おこし、ガラス磨き、マラソンの沿道係り、会場のセッテイング、あとかたづけ、寒い中で立ってる係り、バザーの手伝い、愛のパトロール、そんな仕事は積極的に参加して欲しい。

その代わり、そのかわり、PTAの役員だけはしないで欲しい。

親が役をやって、そういう形で、親が学校にしゃしゃりでてくるのは、自分は、自分としては、そのことを、いやだと思うタイプなので、役だけはやらないで欲しい。役を逃げるために、そのために、地味な活動には積極的に参加して欲しい。、、、地味な活動に沢山参加しているという理由でもって、役を逃げて欲しい、、、



というのが有希の考え方だった。



肉声ともいえる、訴えとも言えるような主張だったのでお父さんとしては有希の意見を尊重した。





悪い切り口ではないなぁと思ったので、有希の指示に従うようになった。



うちの親も役好きだった。親戚も役好きが多かった。

子供だった自分は親や兄弟の役好きに、辟易したのを覚えている。

なので、うちの人間は有希に、「どうして生徒会とかの仕事をしないの?なあんで立候補しないの?」などと、昔はよく有希に聞いてきた。

お父さんのDNAを持つ有希は、その質問を嫌がっていたみたいだ。



小学5年生の時にこう聞いてきた、



「ねえ おと? 生徒会とか委員長とか 立候補しなきゃダメなのかな?」



「全然!その必要なし! だと思う。



 例えば、先生は「この学校はいじめはない」と考えていて、でも実際にはいじめは存在していて、んでもって、



 お前が、学校にまかせておけないから 



 だから生徒だけの子供相談室みたいなものを設置しなければならないという風に考えるとするじゃん。



 で その考えを実現するには生徒会長になることが一番の近道だと思ったら、



 そしたら立候補すればいいんだと思うよ



 でもなんの理想も主張も持っていないんだったら、それで立候補するんだったら、



  それはただの役好きってことだと思う。



 将来、自分が役好きの人間なりいたいか、そうなりたくないか、



 そこんとこ 考えればいいんじゃねーの 」



と、非常に危険な考え方を子供に、ぶつけたのを覚えている。





今から考えると、なんだか、とっても偏ったものいいをしていたのだなぁと反省すること千番である。



いろんな人に出会えるからという理由でそういう役に積極的になる子や人間もいるだろうし、ことわりたくてもことわれない状況というのもあるだろうし、自分を変えたくてそのきっかけだと思う場合だってあるだろうし、思えばこんな調子で子供に場当たり的に適当なことを言ってきたのだなぁと、振り返って自分の子育てをなぞってみると、穴があったら入りたい気持ちになるのであります。



ま ただ、この時に限っては、役好きの大人に囲まれて困っていた有希はお父さんにの言うことに、肩の荷がおりたみたいにホッとしたみたいだった。



それから、行事ごとに娘に確認するようになった。



「今度のふれあいコンサートの会場作りの仕事 行った方がいい? どう?}



などといちいち娘に聞きながら参加していた。



娘に「行ってくれ」と、言われた場合、出来る限り行くようにしていた。



そんな風に、いちいち聞いていたものの中に参観日がある。



参観日に行った方がいいのかどうかをいちいち聞くようにしてきた。



いままでは、参観日は 「来てね!」だった。



なので、必ず、行くようにしていた、のだが、中学生になって、前回の話しなのだが、



「明日、参観日だけど、お父さん、行った方がいい?どう?」、と聞くと、



「、、、、、」



有希はちょっと考えるようになった。



「んじゃ さ 明日さ おとうさんさ 行かないよ いいね」。



で 当日になって、「やっぱ、来て ね」、と言い出した。



なので、前回は参観日に行ってきた。



次の参観日は、おそらく、おそらく、



「来ないでね」



という、セリフに変わるのだと思う。



本人にもいろいろ事情ってもんがあるのだと思う。





保育園の時代から、中学まで、参観日は実を言うとお父さんの人生の楽しみの一つだった。



娘にそれを悟られたことはない。



参観日の前日のお父さんのセリフは、



「はぁ? 明日 何?参観日なのぉ? マックスめんどくせえー! あ そ ま しゃーないなぁー んじゃ 適当に行くわ 



 行けんかもしれんけどさ 行けんかったらさ 勘弁な! すまんな!」





などと、かわいそうだが、本当の自分の気持ちを悟られたくないため、そう言っていた。



しかし仕事をそっちのけで参観日に行く自分がいた。



授業中、先生に、有希は当てられ、



「5大大陸の最後のこの大陸はなんでしょう?」と、聞かれ、答えは「アフリカ大陸」なのだが、



有希が 「南アフリカ大陸!」、 などと答えると、後ろでそれを見ているお父さんはドリフターズのコントのおちみたいに、心の中でずっこけるという、そんな参観日の空間がなんだか大好きでありまして、とっても大好きでありまして、その参観日に行けなくなるというのが、非常にがっかりな訳であります。



がしかし、



廃品回収を手伝う荷台の上で、お母さんは、そんな自分の気持ちを推し量ってくれるような感じでありました。



「有希ちゃんの お父さんって、いつも、お手伝いに来るタイプの人ですよね」と言われた時、



「ハイ、少しでも点数をかせぎたいのかも、しれんですわ アハ」



「でも、それって、子供にとってはいいことですもね」と、間髪いれず、即効で、フォローするように、しゃべってくれたましたです。



え? っと思いました。



ありゃ このお母さん達は、なんだか、自分のというか、父親の気持ちってやつをわかってくれようとしていれているんだなぁと、そんな風に思いました。



なんだか、ありがたい話しだなぁと思いました。

しつけ

有希と焼肉屋さんへ、ちゃりんこで、行ってきました。

 お父さんは、一杯(熱燗)やりたいので、ちゃりんこで行くことを希望、有希は寒いので、車を希望。

こんな場合は、お父さんが我がままを必ず通すことにさせてもらっている。



有希は自分のことを主張すると、お父さんは、



「あそ んじゃ さ お父さんさ なんだかさ 腹立ったからさ、また今度 いくべ な な」



そんな風に応対してきた。



このお父さんの理不尽で封建的なやり方に最近、有希は対応するようになってきた。偏屈で出来の悪い親父の扱い方のコツをつかんできのだろう。



「おと ごめん 悪かった 悪かったからさーぁ ね ね だから ね 焼肉 いこ ね お願い ね」





今までは偏屈なおやじを発揮させてもらってきたような気がするのだが、有希のお願いに、多少、社会性が出てきたような気がするので(笑)、「しょうーがねーな わっかたよ んじゃ 行くか?!」と最近はすぐ折れるようにしている。アハ





有希の同級生の親御さんがやっている「栗の木」という焼肉屋さんが近所にある。「ガツ」がむちゃくちゃおいしい。その他の肉もめちゃくちゃうまい。予約しなければまず入れない。

平日だし、時間も早かったので、座れる可能性が高いので、チャリンコで行ってきたが、残念、定休日だった。その足で大阪屋さんんへ、ここもおいしい、我々親子の評価は2重丸のところ。



ちなみに、お父さんが一番おいしいと思う焼肉屋さんは(私的な味覚なのでどうでもいい情報だろうが)、旭町の「平和園」です。「栗の木」はそれに匹敵するのではと思います。



大阪屋さんは七輪で焼くお店屋さんなのだが、お父さんが面倒を見た肉を、有希が横取りするので、お父さんは腹がたった。



「自分で食べる肉は自分で焼け アホ ボケ!」



七輪の網の真中にたまねぎで線を引き、不可侵条約を結んだ。



中一の有希は肉をひっくり返したりが大分うまくなってきた。



時折、肉の脂が炭に落ちて、そのため突然網に生じる大きな炎に、いちいちビックリしながらたじろぐ場面もあったが、でも肉を食べたいという願望達成欲は彼女をして火の恐怖を克服する学習の動力になること十分だった。



そんな感じがした。アハ



休みの日は、朝、昼 へたすると晩まで、卓球をしている。

おなかがすくのだろう。毎日とてもお腹がすく習慣ができてきたのだろう。



肉やご飯、食べ物に有希はむしゃぶりつくようになってきた。



しかも本を読みながら。



お父さんも、ごはんを食べながら本(マンガも含めて)を読む時って、なんだか、とっても幸せを感じるタイプなので、子供にもそれを許している。世の父兄さん方が聞いたら眉間にしわを寄せられるような話しだが、2人で外で食べる時は、お互い本を読みながら食べる。

他の人が見たら、おそらく異様な光景だろう。

他の大人に睨まれる時もある。?子供に なんちゅーしつけをしてるんだ あのお父さんは!ー 的な目で見られるときもある。

そこはそれで、周りの人を不愉快にさせてしまう原因になりそうな空気だったら、ー本を読むのをやめようー ということにしている。

なので、ラーメン屋さんでも、焼肉屋さんでも、人の監視から逃れることが出来る、一番奥の座敷に入ることにしている。(笑)



あと、宿題や試験勉強は茶の間でやることを許している。有希はテレビを見ながら、家族と会話をしながら、テスト勉強をする。一応個室はあるのだが、100%茶の間で用事をすます。



世の父兄さんからの悲鳴が聞こえるような気がする。



確かに勉強だけの視点だけで見ると、おそろしく効率が悪いように見えるが、時にはテレビからニュースが流れて、それについてあーでもないこーでもないと突っ込みをしたり、学校での話しをしたり、その間、えんぴつが止まることになるだろうが、そんな環境は子供にとっては大人から実学を学ぶ最高の環境ではないかと思っているのは自分だけの狭い考え方なのだろうか。



うちは、世の父兄さん方が聞いたら眉間にしわを寄せられるような話しが沢山あるのである。

変わったお父さんだと思われそうなので、その他の書き込みは遠慮しようと思う。



一つはっきりしているのは、有希は段段、雑になっていくような気がしていることだ。

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