中学に入って何でもいいから部活に入って欲しいと前々から有希に言っていた。
できれば運動部に入って欲しい 実はそれがお父さんの願いだった。
勉強はそこそこでもいいから運動部に入って体を鍛えてほしい。
お父さんの淡い願いだった。
しかし今時の中学は学業優先なのか子供が少ないからなのか指導する先生がいないからなのか、部活が少ない。ほんと少ないのである。
女子の運動部はバレーボール部と卓球部とバスケット部しかない。
テニスとかバトミントンとか体操部とかいろいろないのである。
昔とは事情が大分違っている。なので帰宅部はあたりまえとなっている。
ほんでもって有希は卓球部に入った。
今回はお父さんの思いを汲んでくれたみたいだ。
近所の卓球場が最近閉鎖され売りに出てしまって、もう卓球ができないのかと とても残念に思っていたら、なかなか物件は売れないみたいで、その間、ほっといてももったいないと思ったのか、また再開してくれた。
しばらく毎日通うことになりそうだ。
去年、突然有希の卓球の腕は上がった。お父さんは全然歯がたたなくなったのだ。
でも本日の戦績は2ゲーム先取を11セットやり、7対3でお父さんの圧勝。
絶対に負けると思っていたので気合をいれてやった。
有希の腕が落ちたわけではないようだ、お父さんの腕が上がったようだ。
今年一年くらいは有希にとってお父さんはいい練習相手となるのだろう。
来年の今ごろはおそらく1ポイントも取れないだろうが、、、、
本日日曜日、有希とテニス、図書館、ファミレスでチョコパフェ、卓球、というメニューだった。
年をとったお父さんにはだんだんしんどいメニューになってきた。