赤い指

東野圭吾の「赤い指」を借りて読んだ。

おもしろかった。おもしろくて短時間で読めてしまった。

どこにでもある都会の家庭の風景なのだが、中3の息子が少女を殺してしまう。それを知った両親はどうしようかと悩んだあげく、工作して必死でそれをごまかそうとする。



話しがよくできているのもさることながら、母親が息子を甘やかして育ててしまい、家庭内で我侭な息子に腫れ物にさわるように接する様子がとてもうまいこと表されていて、犯罪小説でありながら、父親の家族に対するそんな絶望的な思いがとてもよく伝わってきて、父親の心の中をよくもまあ、こんなにうまいこと描写できるなぁと感心のしどうしだった。

おもしろかったので、他の本も予約した。「新参者」と「カッコウの卵は誰のもの」を予約したのだが、さすが東野圭吾シリーズは人気があるのだろう。予約順位は321番目とかだった。借りれるまでどんだけかかるんだろう。



あと、有希と「アバター」を見てきた。

もう公演が終り頃だというのに、満員御礼だった。ちょっと遅れて行ったのもあったのだが、前列の一番端っこしか空いていなく、3D映画を前列の端っこで見た。見れないことはなかったが、やはり案の定、疲れた。

でもおもしろかった。

有希は目が痛いらしく、3Dメガネをはずして見ていた。(笑)

一番前列のはじっこの席でメガネをはずして3D映画を見るって、何やってんだろなぁ、我々親子はなぁぁああ。



有希には旭川の映画館の「シネプレックス」より「ディノス」の方が好きらしいです。

理由は、ポップコーンを買った時、「ディノス」は「バターをかけますか?」と必ず聞いてきてくれるのに対して、「シネプレックス」はこちらで、「バターをかけてください」と言わないとかけてくれないらしい。

たったそれだけの理由らしいのです。

子供って、そんなもんなのかも。

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このページは、yukijirouが2010年3月 8日 14:05に書いたブログ記事です。

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