自転車で鷹栖に行ってきました。
暇だったので21キロほど走ってきました。
のんびりした田園風景で、田舎に住んでてよかったぁとつくづく思いましたです。
郷土資料館にも行ってきました。
いろんな物がありました。
おいらの好きな「オサラッペ慕情」全巻(笑)。
昭和30年頃の教科書、(簡単なことを難しく説明してたんですねぇ当時は、訳のわからないもんを学習させられていた昔の子供達がちょっとかわいそうな気がいたしました。)
鷹栖の農機具の変遷、(昔の人の知恵の変化に見ごたえがりました。)
あと、アンティークグッツのオンパレード。(昔の電話機、家具、生活用品)
あと灌漑技術の変遷(直径1メートルくらいの木菅とかありました)
昔のアイデアグッツ(農機具、灌漑設備、生活用品)を見ていると、間違いなく今の現代人より頭がよく、創意工夫的な精神は天と地ほどの差があることが分かり、圧倒させられたのでありました。
旭川に昔 第7師団があったことから、英霊が祭られています。
100人くらいの若者の写真や遺品が飾られていて、その部屋だけは一種異様な光景でありました。
ほとんどのあんちゃん(若者)達が同じ構図で同じ背景で写されている白黒写真からは、写真を撮る人は、被写体がもう二度と故郷に帰ってこれる可能性がかなり低いと思っていた様子がうかがえるような気がするのですが。
写真は皆一様にキリッとした顔をしています。
戦没者もさることながら撮影者の気持ちが痛々しい気がしました。
昨日まで畑でドロにまみれて作業をしていたような あんちゃんに、もしかすると上半身だけ制服を着させ、きれいな帽子をかぶせ、首に白いスカーフをつけさせ、そして最後の仕上げに被写体にキリっした顔をさせるため、シャッターを押す瞬間、被写体に 撮影者はなんと言う言葉をかけたのでしょう?
写真は皆一様にキリッとした顔をしています。
撮影者は被写体とどんな会話をしたのか、
自分の子供に接するように声をかけたのか、
それとも憲兵のように乱暴な言い回しを選んだのか、
それとも撮影する人数が多いため、次から次へと機械的に撮影したのか、
って そんなこと考えると、霊体質でもないし、憑依体質でもない自分がセルフコントロールできなくなってしまうことが なんだかおそろしく思えてきたので、適当に見て帰ってきました。